マウスピース矯正

矯正治療と聞くと、歯にボタンがついてワイヤーが口の中に入り針金のようなもので締め付けられるイメージがある方も多いかと思います。

当院ではマウスピースによる矯正を行っております。メタルフリーで金属がお口の中に入ることもありません。透明のマウスピースを口腔内に入れておくだけで歯が移動していきます。

歯にボタンをつけてワイヤーを入れて歯を動かすときには、どうしてもボタンの周りやワイヤーの周囲に磨き残しが発生し、むし歯や歯周病のリスクが高まります。マウスピースの場合には、ブラッシング時には外して磨くので、矯正前と同じような感覚でブラッシングすることが出来き、ボタンやワイヤーの場合に比べると、むし歯や歯周病のリスクは減らせます。

マウスピースを作製する際には、通常シリコーンで歯型を取るのですが、シリコーンで歯型を取るには患者様に大きな負担がかかることとなります。まずシリコーンが硬化するまでの約5分間はトレーが口に入ったままとなります。またシリコーンの歯型は不正確の部位が多くなり、何回も歯型を取ることも良くあることです。

当院ではiteroという口腔内スキャナーを導入しており、これにより歯型をシリコーンで取らずに、カメラで撮影するだけで歯型を取れます。取りながらご自身の歯並びを確認することが出来ます。実際にスキャナーするとびっくりされる方も多いです。

マウスピースだけで矯正治療が終了することもありますが、場合によっては一部ワイヤーの力を借りることもあります。マウスピース矯正について気になられる方はぜひご相談下さい。

当院ではインビザラインを導入しております。